
金額にすると約95万円。月に20件前後、毎月同じように漏れていました
家計簿はつけているつもりでした。でもデビットカードの明細と突き合わせたら、7か月で143件・約95万円が家計簿に入っていませんでした。漏れやすいのは、レシートの来ない支払いです。照合するなら、明細はPDFではなくCSVでもらい、使った日と引き落とされた日のずれに気をつけてください。
我が家は、夫婦で共有の支払い記録シートに、使ったお金を書き込んでいます。それでも、口座の残高が計算より少ない気がしていました。そこで、銀行のデビットカードの明細を全部書き出して、家計簿と1件ずつ突き合わせました。
7か月で143件・約95万円が漏れていた
結果がこれです。
- お店での支払い 51件:レシートをもらい忘れた、もらったけど入力し忘れた支払い。家電の大きな買い物も1件まぎれていました
- 通販の買い物 72件:注文の確認メールは来ても、分割で届くと金額が注文とずれて、入力から落ちていました。13件は、明細の金額だけでは何を買ったか分かりませんでした
- 月額の課金 20件:動画配信、スマホの通信料、アプリの課金など
漏れは特定の月に偏っておらず、毎月20件前後、同じように漏れていました。うっかりではなく、仕組みの穴だったということです。
一番の盲点は「レシートの来ない支払い」
月額の課金は、金額は小さくても毎月必ず発生します。でも、レシートも注文メールも来ないので、手で入力しない限り、どこにも記録が残りません。
我が家の場合は、動画配信(月1,590円)、動画サイトの広告なしプラン(月1,280円)、スマホの通信料などでした。ひとつひとつは小さくても、1年で見ると数万円になります。
その後、レシートを撮るだけで家計簿がつく仕組みを作りましたが、これはレシートと通販のメールしか見ていません。実際に9月にも、動画配信の課金が1か月分漏れていました。レシートの来ない支払いは、別の仕組みで拾う必要があります。
照合で失敗しないコツ
突き合わせ自体も、最初はうまくいきませんでした。つまずいたことを書いておきます。
| つまずいたこと | どうしたか |
|---|---|
| 銀行の明細PDFには、デビットの支払いが承認番号しか載っていない | デビット明細のCSVをダウンロードする。CSVには「ご利用先」(お店の名前)が載っている |
| 明細の日付と家計簿の日付が合わない | 家計簿は使った日、銀行の入出金明細は引き落とされた日。デビットでも、ずれは最大3週間ほどあった |
| 日付の近さで突き合わせたら、記録済みの支払いを「漏れ」と判定してしまった | 日付ではなく、金額とお店で突き合わせる |
| 明細の期間ちょうどで家計簿を切り出したら、月末の支払いが見えなくなった | 家計簿は、明細の始まりより数週間前から取り出しておく |
CSVなら、パソコンで並べ替えや突き合わせができます。我が家はAIに手伝ってもらいながら、明細の全件と家計簿の全件を並べて、残ったものを1件ずつ確かめました。
漏れを防ぐ仕組み
見つけた漏れは、全部家計簿に登録し直しました。そのうえで、次の3つで漏れを防いでいます。
- レシートは撮るだけで記録:お店と通販の買い物は、撮るだけの仕組みで記録する
- 月額の課金は「固定費」として先に登録:家賃や通信料、動画配信などは金額と日付が決まっているので、自作の家計簿アプリが毎月自動で登録する
- ときどき明細CSVと照合する:それでも漏れたものを拾う。照合は、金額とお店で行う
まとめ
- 家計簿をつけていても、明細と照合したら7か月で143件・約95万円が漏れていた
- 漏れやすいのは、レシートの来ない支払い(月額の課金、分割で届く通販)
- 照合するなら、明細はCSVで。使った日と引き落とされた日は最大3週間ずれるので、日付ではなく金額とお店で突き合わせる
- 漏れを防ぐには、レシートの自動記録+固定費の自動登録+明細との照合の3段構え
家計簿が合わないときは、入力の頑張りが足りないのではなく、仕組みに穴があるのかもしれません。一度、明細と全件で突き合わせてみてください。